2014年1月16日木曜日

建物プランのモジュールとは?

建築部 浜田です。

前回は家相について書きましたが、今回は住宅プランに大切な
モジュールについて書きましょう。

モジュールとインターネット調べますと、電気関係の物やいろいろ載っていますが、
住宅プランでモジュールと言いますと、

建物で各部分を一定の大きさの倍数で統一するときの基準の大きさ。
と書いてあります。

なんだか難しそうですが、平面プランをする時に910~1000程度の寸法を決めて
それの倍数でプランニングを行う時の寸法の元です。
 

一般的に4パターンくらいあります。

① メーターモジュール (1000mmが基準)
 
  ・プレファブメーカー・大手ハウスメーカー等がこのモジュールで最近多くなってきたモジュール
  ・廊下や居室一部屋一部屋が広い

②尺モジュール910mmが基準)
  ・全国的に一番多いであろうモジュール
  ・流通している建材がこの基準サイズが多いため建材のロスは少ない

③インチモジュール(1218mmが基準)
  ・北米の輸入住宅に使われるモジュール

  
④本間サイズモジュール(約980mmが基準)
  ・都会の方では910モジュールを関東サイズ、980モジュールを京間サイズと言いますが、
   こちら、山陰では980を本間サイズ、910モジュールを京間と言っています。

図面に書いてみると
  *6帖 和室のみを書いてみました。

こんな感じです。

*見にくいのでクリックして見て下さい。

同じ 6帖の和室でも面積が
大分違うのが解りますでしょうか?
同じ6帖の部屋でも約17パーセント
メーターモジュールの方が広くなります。





私がプランする時も廊下やトイレそして居室一つ一つが広い方がよいと思い、
なるたけメーターモジュールでプランするようにしています。

しかし、お客様のご予算や今までの生活環境又、建築地の状況色んな事を考慮して
910モジュールの方が最適なお客様にはそちらでプランして、差し上げています。

さて、あなたはメーターモジュール派?尺モジュール派?

どちらでしょう。

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